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秋に美しい花を咲かせる四季咲き性のバラ。
今年の秋は咲かないな~なんて思っている人いませんか?
今年咲かなかったから、もう咲かないのかとあきらめないで。
弱った株は適切に対処すれば来年にはまた咲きます。
症状ごとにバラを再生する対処法を紹介します。
葉が黄色っぽい株は肥料切れ
秋に花が咲かない四季咲き性のバラ。
葉はついているけど、株全体の葉が黄色っぽい場合の対処法。
原因は肥料切れ。
四季咲きのバラは春から秋まで次々と花を咲かせるので、
適切に肥料を与えていないと肥料切れになってしまいます。
同じ品種の元気なバラの葉は濃い緑色をしています。
肥料切れのこのような株には液体肥料を施します。
液体肥料はパッケージに書かれている規定の最も薄い倍率であげます。
こちらの肥料の場合バラは500倍とありますが、最も薄めた2000倍でやります。
薄い液体肥料を与えるのは冬に向かって休眠期に入るため、ライフサイクルをみださないようにするためです。
週に1度水やりを兼ねて11月いっぱいまで施します。
さらに肥料切れの株は根鉢をチェック。
根詰まりしていることがよくあるからです。
肥料切れをした株は根がびっしりと張ってしまって水や肥料を吸収しにくい状態になっていることが多いです。
このような場合は2回りぐらい大きな鉢に植え替えをします。
とくに根鉢はくずさず植え替えをします。
葉の一部が落葉してしまった株は病害虫が原因かも
葉の一部、または全体が落葉してしまった場合。
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病害虫や夏バテの原因が考えられます。
まずはどうしてこのような状態になってしまったのか葉や落ちている葉をよく観察します。
こちらの株の場合はよくみると黒っぽい斑点があります。
これは黒星病の症状です。
落葉の原因はハダニの可能性もあります。
色がかすれて黄色くなっていたらハダニです。
病害虫にやられた葉、株元に落ちた葉をきれいに取り除きます。
枯れた枝は切り取ります。
きれいにしたら薬剤散布をします。
薬剤散布はその病害虫に適応したものを選びます。
かけるときは葉の裏や枝にも吹きつけます。
(手袋やマスクをして行ってください。)
このあとは液体肥料を施して後は通常の株と同じように管理します。
葉が全部落ちた株は夏バテ
葉が全部落ちてしまった株。
枯れてしまったように見えますが、再び花を咲かせることができます。
こちらの原因は夏バテ。
バラは種類によっては暑さに弱く、葉っぱが落ちてしまうものもあります。
枯れてしまっているように見えますが、よく見ると新しい芽が伸びてきています。
なのであきらめる必要はないです。
新しい芽のところを見ると先が黒くなって枯れているので枯れた部分だけ切ります。
そして既定の最も薄い倍率の肥料をやって養分を補給します。
まとめ
四季咲き性のバラが秋に咲かなかったら、症状をみて対処すれば来年は花を咲かせることができます。
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