菜花(菜の花)

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菜花(ナバナ)の育て方

ほろ苦さがおいしい菜花(ナバナ)。
花茎や茎をいただく野菜です。

ナバナの種まきは9月~10月頃の秋まきができます。

菜花(ナバナ)の品種

菜花(ナバナ)の品種は大きく分けると三種類あります。

日本在来系の品種、中国系の品種、西洋系の品種。

収穫は
中国系は12月上旬から2月上旬頃。
日本在来系は2月下旬から4月上旬頃。
西洋系は3月下旬から5月上旬頃
に収穫できます。

なので、もしもこの3種類を植えると冬から春まで長くナバナの収穫ができます。



菜花(ナバナ)の栽培 土づくり

プランターでも育てられますがここでは畑で育てる方法です。
まずは土づくりです。

一つの区画で3品種を同時に育てます。

苦土石灰をまいて、雨などで酸性に傾きがちな土を弱酸性にします。
クワなどでよく耕し、土に混ぜたら平らにし1週間ほど寝かせなじませます。

次は堆肥と化成肥料をまいていきます。
堆肥は区画全体に。

続いて化成肥料もまんべんなくまいて、クワでよく耕し土となじませます。

できたら水はけをよくするために畝を立てるとよいです。

クワで栽培スペースに土を積み上げ10cmほど高くしたら表面に水がたまらないよう平らにならします。



種まき、間引き、収穫


【種まき】

すじまきをしますが、支柱で溝を作ってタネをまくとよいです。

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タネはたくさんまいて、成長とともに生育の悪いものを間引きながら強い株に育てます。
まき終えたら土をかぶせ上から軽く押さえます。

アブラナ科の野菜はアオムシなどの害虫が大好物。
防虫ネットで害虫からナバナを守ります。

曲がる支柱をさして、防虫ネットを上からかぶせ、端を結んで留め具で固定します。

害虫が入らないように裾は土で埋め、ネットの上から2本の支柱で押さえます。

ナバナ(菜の花)

葉が天井に触れるようになったらネットは外します。


【間引き】

今後は双葉が開いたら1回目の間引き。
生育のいいものを残し3~5cm間隔になるように株を引き抜きます。

本葉が2~3枚になったら2回目の間引き。

草丈が10~15cmになったら3回目の間引きをします。

間引き苗も食べることができます。


【肥料&土】

2回目の間引後に化成肥料を追肥します。

その後、2週間に1回ほど化成肥料を追肥するか、週1回液肥を水やりを兼ねて施すとよいです。

追肥のあと土寄せか土が減っていたら増し土をします。


【水やり】

土の表面が乾いたら充分に水をやります。


【収穫】

花茎が20~30cmになったころに上部から10~15cmを摘み取ります。

その後、わき芽が次々に伸びてくるので、つぼみが膨らんだら順次収穫をします。
花が開いてしまうと風味が落ちてしまうので、収穫が遅れないようにします。





参考:趣味の園芸 やさいの時間 講師 藤田智さん

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