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冬に咲く花として人気のクリスマスローズ。
庭植え(地植え)のクリスマスローズの植えつけや株分けの方法を紹介!
クリスマスローズとは?
もともとクリスマスローズは、ヨーロッパで12月頃に咲くヘルボルス属の一種「ニゲル種」のことを指します。
しかし、日本ではヘレボルス属全体をクリスマスローズと呼んでいます。
品種改良が行われ、花色、花の形が豊富で多種多様です。
ヘレボルス属にはアーグチフォリウスのように立ち上がった茎に葉をつけ、先端に花を咲かせる
有茎種と地際から葉と花茎が別々に出る無茎種があります。
多くの園芸品種は無茎種になります。
科名:キンポウゲ科クリスマスローズ属(ヘレボルス属)
種類:多年草
原産地:ヨーロッパ
別名:レンテンローズ
植え替え時期:9~10月/3月
開花時期:12~4月
耐寒性:強い
耐暑性:普通
無茎種(ガーデン・ハイブリッド)の植えつけ方法
植えつけの適期は成長の始まる10~11月ごろと開花後の3~4月頃です。
クリスマスローズは寒さに強いですが、夏の暑さは苦手なので、
場所は落葉樹の下など明るい半日陰が最適です。
秋から春ぐらいまではよく日が当たり、真夏は日陰になるような場所がよいです。
【クリスマスローズの庭の植えつけ方】
植える場所の土を40~50cm程度を掘り起こします。
クリスマスローズは根を下へ下へと伸ばすので大株にするならしっかりと根が張れるように深めに耕します。
1つの植え穴に、植え穴の土と腐葉土や牛ふん堆肥などの有機質2リットルと苦土石灰100gを混ぜあわて水はけをよくして植えます。
クリスマスローズの株と株との間は少なくとも30~40㎝ほどとります。
あまり密植えにすると風通しが悪くなり病害虫にかかりやすくなります。
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水はけがあまりよくない場所では、少し土を盛って高くします。
クリスマスローズの根が回っている場合は根底の根をほぐし、根鉢の周囲1cmぐらいの土を落とします。
そして、深植えにならないように植えます。
芽を埋めてしまうと腐ってしまうことがあります。
最後に水をたっぷりと与えます。
【植え付け後の管理】
水やりはいったん根付いたら基本的には必要ないです。
秋もしくは春に緩効性肥料を施します。
地植えの疑問
小さい苗を購入した場合は?
2~2.5ポット苗の場合は小さいため、すぐに庭に植えてもなかなか大きくならないので
いったん鉢植えにして大きくなったら庭に植えつけるとよいです。
1月に苗を購入した場合は?
1月に庭に植えても根が勢いよく成長しないので春になってからの植えつけの方がよいです。
しかし1月に植えることもできます。
その場合はあまり根鉢を崩さずに植え、寒風などから守るために株元をわらなどで覆ってマルチングします。
株分け
クリスマスローズは庭植えで10年ぐらいそのままでも咲いていることもあります。
しかし大株に育った株をそのままにしておくと、次第に弱ってきてしまいます。
古い根茎が塊のようになって太く勢いのある芽が出にくくなったり、芽数が増えて混みあい、細く小さな芽ばかりになったら株分けが必要です。
【株分け】
まずは株を掘り上げます。
大きなスコップで、株の周囲を大きめに深く掘り上げます。
株は土をよく落とし、作業しやすいように古葉はすべて取ります。
株の芽の位置を確認して芽を傷つけないようにハサミで分けます。
3~4芽づつになるように分けます。
芽数が増えるのに時間がかかるのであまり細かく分けない様にします。
分けた株を元の場所に植えつけます。
もちろん鉢植えにしてもいいですし、違う場所に植えてもいいです。
植える場所を耕します。
上の植えつけ方と同じようにして植えます。
植えるときは芽が土に埋まらないように気をつけて植えます。
たっぷりと水やりをします。
しっかり根づいて芽が出始めたら肥料を施します。
まとめ
地植えのクリスマスローズも芽数が増えて混みあってきたら株分けをしてリフレッシュしましょう!
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