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いちじくというと庭植えをイメージしますが、
実は鉢植えでベランダでも育てられるんです。
家で完熟したイチジクを収穫してすぐに食べられるのでそのおいしさは格別です!
2年目から収穫が楽しめます。
そんなイチジクの育て方を紹介!
イチジクの植え付け、植え替え方法
イチジクは受粉用の品種はいりません。
イチジクは違う品種を2本植える必要もなく、1本だけで実がなります。
イチジクの植えつけ、植え替えは休眠期の11月~3月ごろ。
関東より南だと11月から12月の上旬ぐらいまで。
寒い地域は2月の終わりから3月ぐらいに植えるとよいです。
【よい苗木】
幹が太くて真っ直ぐ。
節間が短い。
イチジクは生育が旺盛なのでここでは5号のポット苗を10号鉢に植えつけます。
4~5年は植え替えをしなくても育てられます。
側面に溝が入ったスリット鉢が水はけがよくおすすめ。
植えつけなど作業をする時は樹液で手がかぶれないよう手袋をしたほうがいいいです。
まず鉢を抜きます。
根鉢の下、1/3の所をのこぎりで切ります。
この1/3を切った所から新しい根が出てきます。
続いて根鉢の側面を5cm間隔で深さ2~3cmの切り込みを入れます。
横からも均等に根を出させていくという事になります。
上の土は雑草のタネや肥料のカスがあるので少し削り取ります。
そして、根鉢から飛び出した根を切り取れば植えつけの下準備ができました。
【用土】
園芸用培養土に赤玉土の中粒を混ぜて水はけを良くします。
園芸用培養土:6
赤玉土(中粒)4
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鉢底石は入れず鉢の深さの1/3ほど用土を入れます。
苗を真ん中に置き、苗木を支えて土を足し、高さを調整します。
株元のさし木の部分が埋まる程度深く植えつけます。
苗木を植え付けたら20cn残して苗を芽の上で切ります。
切ると芽の部分からそのうち3~4本の芽が伸びてきます。
切り口に木工用接着剤を塗って木の腐食を防止します。
苗木がぐらつかないように支柱を立てます。
油かすと骨粉が入ったぼかし肥料を一握り置きます。
レンガの上に鉢を置いて水はけと風通しよく管理するとよいです。
最後にたっぷり水をやりましょう。
育て方のポイント
育て方のポイントは芽かきと剪定です。
翌年の春になると芽が吹いてきます。
それぞれの枝の葉が4~5枚になったら芽かきをします。
勢いのある枝を最大3本、バランスよく残します。
3本ぐらいに限定させて栄養を集中させます。
イチジクは葉がとても大きいので何本も枝があると日もよく当たらず、
風通しも良くないから虫や病気にもなりやすいのです。
1年目の秋になるとけっこう大きくなります。
しかし収穫はしません。
植えつけ2年目の冬。
落葉したら再びせん定。
それぞれの枝を2~3節残して切り戻します。
ぼかし肥料を一握り施します。
5月ごろ新しい枝に葉が4~5枚ついたら再び芽かき。
新しい枝をバランスよく2~3本ずつ残します。
2年目の秋、各枝に1~2つ果実がなります。
果実は5個ほどとるだけにします。
じっくり育てて3年目に30個収穫を目指しましょう。
まとめ
鉢植えのイチジクをぜひ育ててみてください。
鉢植えのいちじくをお考えの方は
よろしければこちらをどうぞ。↓
★鉢植えのいちじく
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