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シンビジウムは豪華な花を長く楽しめる事から人気が高い洋ラン。
寒さにも強く育てやすい洋ランです。
冬の贈答用鉢花としていただくことも多かったりします。
そんなシンビジウムの育て方を紹介!
【シンビジウムの品種や種類】
シンビジウムの品種や種類はたくさんありますが一部を紹介します。
直立性の昔からあるスタンダードなタイプ。
「キューティーハニー」などシンビジウムで多いピンク系の花。
下垂性で自然にお花が垂れ下がって咲く
代表的な品種が「アイスキャスケード」
まっすぐ伸びて咲く品種をわざと曲げて作り上げたもので咲き方がとてもきれい。
ワインカラー。
シンビジウムはきれいですが大きすぎて敬遠する人も。
そこで小型のタイプがでてきました。
テーブルの上に置けるタイプで「テーブルシンビ」というような名前で売られていたりします。
そして更に小さいものも。
こちらは「春一番」という名前のもの。
日本のシンビジウムの東洋ランと洋ランのシンビジウムを交配して作ったもの。
日本の和風の雰囲気があり「和ラン」という名前で出ていたりします。
【支柱立て】
シンビジウムの花茎を誘引せずに放置しておくと、重さに耐えきれずに折れてしまう場合もありますので支柱立ては必要です。
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洋ラン用支柱を、花茎に沿ってまっすぐに立てます。
根鉢が堅くてさしにくい場合は、木製のハンマーなどででたたいてさし込むとよいです。
支柱と花茎をビニタイで結びます。
しっかり結ぶのではなく、余裕を持たせて「8の字」になるように結ぶとよいです。
【芽かき】
『春の芽かき』
春になると新芽がたくさんでますが、すべて育てると花つきが悪くなってしまうので、一つのバルブに一つの芽だけを残してあとはかき取ります
『秋の芽かき』
秋に伸び始めた新芽は株の栄養が新芽にとられ、花芽の伸びが悪くなるので、芽かきをします。
根元から手で折り取ります。
花芽をとってしまわないように注意します。
花芽は全体にふっくらとしていますが、葉芽はやや扁平でほっそりとしています。
花が終わったら
花が終わったら花茎の付け根から切り取ります。
しかし、花が咲き終わってからだと栄養が花に奪われバルブが弱ってしまうので
来年も咲かせたい場合はできれば花が咲いていううちに切りとり、
切ったお花は花瓶などにさして楽しむとよいです。
切り花として花瓶に入れても2週間ぐらいは楽しめます。
植え替え
花が終わった株は春になったら早めにに植え替えを行います。
適期は3月中旬から4月中旬。
植え替えは2~3年に1回ですが、新しく購入した株は春に植え替えます。
根が一杯になって堅くなっているので鉢の縁をゴム製のハンマーなどでたたいて引き抜きます。
手で根を崩し、植え込み材料をとり除きます。
長く伸びた根ははさみで全体の3分の2ぐらいを残して切ります
一回り大きめの鉢に植えます。
市販の洋ランの培養土などをへらなどを使ってすき間なく詰め込んでたっぷりお水をやります。
管理方法
【春】
八重桜の咲くころになったら戸外に出します。
春から秋までは肥料を十分に施します。
【夏】
真夏日が続く場合は50%ぐらい遮光し、毎日たっぷりと水やりをします。
また、日中に葉水をして温度を下げるとよいです。
【秋】
戸外で育てますが、夜間の最低気温が10℃以下になったら室内に取り込みます。
水は鉢土が乾き切る前にたっぷりとやります。
【冬】
最低気温が5℃以上保てる場所で育てます。5℃を保てれば充分冬越しできます。
ある程度暖かいほうが花芽の伸びもよく早く花が楽しめますが、
あまり暖かいと早く咲き終わってしまいます。
最高でも20℃ぐらいがよいです。
長くお花を楽しみたいとなると10~15℃がよいです。
水やりは鉢土やや乾いたらたっぷりとやります。
冬の花の咲いている間は肥料は必要ありません。
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