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10月にNHKの「趣味の園芸 やさいの時間」で
園芸家の深町貴子さんが
セルトレイで小カブの育て方を説明していましたので
紹介します。
セルトレイで小カブの育て方
用意するもの
セルトレイ(できれば2枚)
野菜用培養土
鉢皿(30×30cm 深さ3.5cm)
赤カブのタネ
白カブのタネ
カブはいろんな品種があり
サイズも大中小といろいろありますが、
ここでは「小カブ」などと表示されているものを選びます。
今回はセルトレイで育てます。
セルトレイというのは苗を作る時に
よく使われる育苗用の資材です。
カブは土の中にできるイメージがありますが、
実際には土の上に乗るような形でできる野菜。
なのでセルトレイでも育てることができます。
ここで使うセルトレイは
1つの穴のサイズが縦横ともに5cmで高さは5.7cm。
全部で25個の穴があるタイプです。
セルトレイは柔らかいので、
強度を高めるために2枚重ねて使うとよいそうです。
小カブの種まき
セルトレイを鉢皿にのせ
セルトレイの縁まで野菜用培養土を入れます。
手で押さえ表面を平らにならします。
タネまきはペットボトルのキャップを使うとよいです。
このセルトレイの1穴にキャップで1cm分ぐらい押します。
そして1穴に4粒まきます。
タネは等間隔にまいて
成長によって間引きながら育てます。
そして土をかぶせ平らにならします。
そして水やり。
土が流れ出ないようにゆっくりと丁寧にやります。
これで種まきは終了です。
このままでも育つのですが
深町さんはうまく育つように
もう一手間加えるとよいそうです。
コカブを育てやすくするひと手間、発泡煉石
冬は空気が乾燥するので
土が乾きやすく水切れを起こしやすい。
そのために水切れしない方法です。
発泡煉石を使います。
発泡煉石は粘土を高温で焼いたもので
水耕栽培などに使う園芸資材です。
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発泡煉石には小さな穴がたくさんあるので
水や空気が蓄えられるため植物の根が張りやすいのが特徴。
園芸店などで手に入ります。
まずセルトレイをどかします。
そして鉢皿に発泡煉石を敷き詰めます。
平らになるようにならします。
そしてここに水を入れます。
水は発砲煉石が全て浸るまではいれず、
頭がちょっと出ている状態にします。
水で全部ひたしてしまうと排水口を塞いでしまい
土の中の根が伸びてきた時に呼吸をする事ができずに
腐ってしまいます。
ここにタネをまいたセルトレイを置き、
完成です。
普段の水やりは上からやってかまいません。
今後の手入れ
今後は双葉が開いたら1回柄の間引き。
弱々しいものは引き抜き1穴あたり2本にします。
本葉が1~2枚になったら2回目の間引き。
1穴につき1株を大きく育てましょう。
このころになるとこのように下の穴から根が出てきます。
タネまきから1か月ほどたったら2週間に1回追肥をします。
1ヶ月経つとこのような感じに↓
セルトレイの下から根がたくさん伸びてきたら
トレイにためてる水が早くなくなりますので水切れに注意です。
収穫は直径が4~5cmになったものから
順番に収穫して味わって下さい。
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