土のリサイクル

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土のリサイクル

2016年12月18日に放送のNHK「趣味の園芸 やさいの時間」。

園芸家の深町貴子さんがプランター栽培をした
土のリサイクル方法を
教えてくれましたので紹介します。

一度使った土は栄養がない

一度野菜を作った土。
これをそのまま次の野菜の栽培に使っても
野菜はうまく育たないのです。

それは一度目の栽培で
土の栄養分が失われて
しまっているからです。

さらに土もかたくなります。
そうすると根がうまく張らないし、
水はけも悪い。

通気性も悪くなるので
野菜がうまく育たなくなってしまうのです。

虫の卵なんかもあったりします。

なので、害虫や目に見えないような病原菌を
取り除く必要があります。

ふかふかな土にリサイクルする方法

【用意するもの】

・厚めのポリ袋
(2重にしたものを2つと鉢底石用に2重にしたもの)

・割りばしもしくは支柱

・ふるい↓

・あれば温度計↓

・熱湯

・リサイクル材↓

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【やり方】

1.厚めのポリ袋を用意し、二重にする。
(鉢底石もリサイクルするので小さめの2重にした厚めのポリ袋も用意。)

2.土と鉢底石を別々のポリ袋にいれる。

3.ポリ袋の中で固くなった土を
割りばしや支柱などでつついてほぐしていく。
そして袋ごともみほぐす。

枯れた株や根はとりのぞきます。

4.二重にしたポリ袋をもう一つ用意し、
土をふるいにかけながらいれます。

まだ残っている根の塊や
目に見えるような害虫を
しっかりと取り除いていきます。

硬い小さい石のような土がでてきたらそれは
野菜用培養土に含まれている土壌改良材なので、
土と一緒にポリ袋にいれます。

5.続いて熱湯を用意します。
土にかけて目に見えない病原菌や
虫の卵などを殺菌します。

土のリサイクル

土の全体にかけて熱湯で蒸らすイメージで。
熱湯を土に満遍なくかけたら
袋の口を閉じます。

しっかりと殺菌するために
できれば土の温度を確認しましょう。

目安としては60℃以上になってるか
どうかを確認。

温度が高ければ高いほど殺菌力が高く
消毒効果が高いという事になります。

鉢底石にも同じように熱湯をかけて
口を閉じ温度が下がるまで待ちます。

手で触れるぐらいまで温度が下がったら
OKです。

土のリサイクル

6.土のリサイクル材を
規定量殺菌した土に加えて
袋ごと振ってよく混ぜます。

リサイクル材には
堆肥のような有機質のものや
微生物資材、鉱物資材が入っています。
これを加える事により
土が団粒構造になってフカフカになります。

手で握ってみるとリサイクル材を入れたものは
やわらかくなっています。

このような状態になったら作業は完了です。

土のリサイクル

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