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ニチニチソウ(日々草)は、夏の暑さにも強く、可憐な花を咲かせる草花です。
1つ1つの花の寿命は長くないですが、すぐに新しい花に咲き替わり、夏から秋にかけて毎日のように花を咲かせ続けます。
そんなニチニチソウの育て方を紹介します。
ニチニチソウの育て方
ニチニチソウは日当たりが悪いと花つきが悪くなるので、日当たりの良い場所で管理します。
また、株が蒸れると病気になりやすいので風とおしの良い場所で育てます。
【水やり】
鉢植えの場合は土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えます。
ただ、過湿には弱いので、水の与えすぎで鉢の中が湿った状態が続くと根が弱って病気にかかりやすくなります。
ただし梅雨明け後の水切れには気をつけます。
【肥料の与え方】
肥料は、元肥として緩効性の化成肥料を土に混ぜ込んでおきます。
その後は、1~2ヶ月に1回緩効性の肥料を置き肥するか、週に1回ほど、規定濃度かやや薄めた液体肥料を与えます。
【花がら摘み】
花がらをそのままにしておくと病気になりやすくなるので、こまめに取り除きます。
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【切り戻し】
ニチニチソウは生育が旺盛で、そのままにしておくと間延びして見た目も悪くなるので、切り戻しをするとよいです。
全体の1/3~1/2程度に切り戻します。
切ったすぐ下の葉からわき芽ができます。
そうするとこんもりしてたくさんの花が咲きます。
植え付けから花が枯れるまで、2ヶ月に1度ぐらい行うとよいです。
【害虫】
若い葉にはアブラムシがつきやすので定期的にチェックするとよいです。
アブラムシは浸透移行性殺虫剤で駆除できます。
ニチニチソウは立ち枯れ病になりやすい
ニチニチソウを育てているけど、急に元気がなくなってきた、しおれてしまったことありませんか?
ニチニチソウは暑さに強く育てやすい花なのですが、弱点は疫病にかかりやすく、「苗立ち枯れ病」になりやすいことです。
植え付け後の若い苗に発生することが多く、地際が茶色くなり、やがてしおれて枯れてしまいます。
原因は土壌にひそんでいる病原菌で、糸状菌(かび)です。
感染力が強く、根や茎葉の部分を侵します。
この菌の発育の適温は23℃前後で比較的多湿な環境を好み、
20℃前後で発病しやすいと言われています。
立ち枯れ病の防ぎ方
ニチニチソウの苗を植えるときには新しい土を使います。
そして密植にせず間隔を広くとって植えつけ、乾燥気味に管理すると立枯病が発生しにくくなります。
また、連作した場合に発症しやすいといわれていますので、お庭や花壇の場合は植える場所を変えるとよいです。
もし立ち枯れてしまった場合は、そのままにしておくとほかの植物にも感染してしまうので、
すぐに抜き取って処分します。
土も処分したほうがよいです。
まとめ
ニチニチソウ、過湿になり過ぎないようにします。
立ち枯れ病に気をつけてかわいい花を咲かせてくださいね。
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