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小さな株をを小さな鉢に植えて楽しむミニ盆栽。
場所もとらず手軽に作ることができるので、盆栽入門者にもぴったりです。
ここでは赤い実がかわいらしいシロシタン(白紫檀)でミニ盆栽を作ります。
ミニ盆栽の作り方
まずは植えつけに必要な鉢を選びます。
株と同じ大きさのものか、少し小さめのものを選びます。
植えつける前に鉢底網を園芸用の針金で動かないように固定しておきます。
針金を鉢の内側からネットに差し込み、排水口の外側に折り込んで固定させます。
植えつけには粒の大きさが異なる赤玉土(極小粒)、赤玉土(小粒)を使います。
小粒の赤玉土は底に敷いて鉢底石の代わりにします。
へらなどを使って植える木の根をていねいにほぐし、土を落としていきます。
長すぎる根は切ります。
根を少し切ることで新しい根のはっこうも促されます。
一度鉢にいれて高さを確認。
盆栽の場合はウォータースペースはとりません。
土を足して根鉢の鉢の表面が鉢のふちよりやや高くなるように調整します。
植えつけたら水をたっぷりやりましょう。
最後に株元にこけをすきまなく貼り付けたら植え付け完了です。
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クリスマスやお正月にもあいますね。
ミニ盆栽の育て方・管理
【置き場所】
盆栽は基本的には外で育てます。
日当たりと風通しの良いところが最適です。
冬は北風が当たらない場所に移します。
室内で楽しみたい場合には、冬場なら日中4~5時間程度は日当たりと風通しが良い場所に出しておきます。夏場であれば週に3日程度でもかまいません。
部屋の中では冷暖房の風が当たる場所は避けます。
【水やり】
盆栽は乾燥に気をつけます。
土が乾燥する前に水やりをします。
ミニ盆栽は鉢にの用土が少ない分保水力も小さいです。
春と秋は午前中に1回、 夏は朝と夕方の2回、冬は2日に1回ぐらいが目安。
鉢の底穴から水がでてくるまで、たっぷりと与えます。
乾燥していないか常に気を配るようにします。
【肥料】
ミニ盆栽は、鉢が小さく、水やりの回数も多いため養分が足りなくなりがちです。
肥料は固形タイプが長持ちするのでおすすめ。
固形肥料は1か月ほど持ちます。
盆栽が特に肥料分を欲しがるのは成長期の春(4月下旬~梅雨の前)と秋の休眠前(9月下旬~11月上旬)です。
真夏や真冬には与えないのが一般的です。
【植え替え】
鉢が小さいので植え替えをしないと根と土が固まってしまいます。
2年に1回ぐらいは植え替えをしたほうがいです。
水やりのときに鉢に水が染みこみにくくなってきたら根詰まりしています。
時期としては春の3月~4月が一般的です。
ただ、桜や梅、ボケなどのバラ科の植物は病気の発生を防ぐために11月ごろに植え替えるとよいです。
【用土】
用土は水はけがよく水持ちの良い土がよいです。
盆栽では赤玉土や鹿沼土を中心に使います。
出来るだけ小粒の土にします。
大きい粒だと排水がよすぎて土の乾きが早くなってしまうからです。
庭の土は排水や通気性が悪いので使えません。
まとめ
水やりに気をつけてミニ盆栽を楽しみましょう!
参考:趣味の園芸 山田香織さん
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