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シクラメンというと鉢花&室内のイメージが強いですが、花壇や庭植えでも楽しむことができます。
それはガーデンシクラメンと原種シクラメン。
それぞれに違った魅力があります。
華やかなガーデンシクラメン。
野草の赴きの原種シクラメン。
この2つを比較して栽培方法を紹介。
ガーデンシクラメンと原種シクラメンの比較
♪ | ガーデンシクラメン | 原種シクラメン |
---|---|---|
花 | 花・色ともに豊富で華やか | 白、淡いピンクぐらいしかない |
時期 | 5~6ヶ月(上手に育てると春まで) | 2か月(秋咲き、冬咲き、春咲きなどある) |
入手 | しやすい(種をまいて3か月ぐらいで出荷できる) | 限られてる(種をまいて3年ぐらいかかかるので価格は少し高い) |
耐寒性 | やや弱い | 寒さに強い(植えっぱなしでも育つ) |
寿命 | 3~4年 | 30~40年 |
ガーデンシクラメン
ガーデンシクラメンは購入したらすぐに庭に植えつけず、
まずはよく日の当たる軒下などで寒さに慣らしてから植えるとよいです。
また、ガーデンシクラメンは品種改良がされていますが、まだ寒さにはやや弱く、だいたい5℃以上が生育適温。
それ以下になると生育が著しく衰えたり止まったりしてしまいます。
なので庭植えの場合は寒さ対策をした方がよいです。
【庭植えの寒さ対策1】
寒風をさけて暖かい場所に植える。
夜は不織布で霜よけする。
【庭植えの寒さ対策2】
早めに植える。
10月下旬、もしくは11月上旬まで植えてしっかり根を張らせます。
そうすると寒さに強くなります。
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冬に購入した場合は鉢植えで楽しんでくださいね。
原種シクラメン
原種シクラメンのおすすめの品種
秋咲き(9~11月)へデリフォリウム
冬咲き(1~3月)コーム
原種シクラメンは種類が20種類ぐらいあるといわれていますが、その中でも「へデリフォリウム」と「コーム」の2つは非常に強くて育てやすいです。
【植え付け方】
本来は休眠期の6~8月に植えるのがいいのですが、寒さに強いので生育期でも十分注意しながら植えつければ大丈夫です。
元々落葉樹の木の下などで育っているので、場所は半日陰ぐらいがいいです。
そしてなんといっても水はけがい場所がいいです。
原種のシクラメンが咲いているのは大きな庭石のそばや玉石の敷いてある場所。
いずれも水はけがよい場所のため。
芝生があるところも水はけがよく、条件にあいます。
シクラメンを植える前に土を調整します。
水はけをよくするために10~15cmほって、ヤシ殻チップ、または腐葉土を混ぜます。
そして植えるときになるべく根っこを崩さないようにします。
それから普通はシクラメンを植えるときは球根を土からだして植えますが、原種シクラメンは球根を埋めて植えます。
【成長点を1~2センチほど埋める理由】
・茎が地中をはうように伸びるため
・成長点は強い光が苦手で芽が焼けてしまう。
それを保護するため。
・害虫予防
ナメクジ、ダンゴムシにかじられたりするため。
霜対策としてヤシ殻チップ、または腐葉土でマルチングするとよいです。
原種シクラメンを地植え、庭植えにした場合、植えつけ後の手入れはほとんど不要です。
感想
原種シクラメン、丈夫で寿命も長いので魅力的ですね。
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★原種シクラメン
参考:趣味の園芸
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